MUSASHI JAPANが描くビジョン

海洋ゴミの実態
海洋プラスチックごみは、日々海に流れ続けており、その推定量は年間800万トンにも達します。 2010年の『サイエンス』誌のデータでは、海洋ごみは累計1 億5000万トンにまで到達しています。しかし、このデータは既に古く、現在ではさらに増えていると推定されます。
コンセプト
MUSASHI JAPANのコンセプトは、海洋プラスチックから、廃棄不可能な唯一無二の製品を生み出すことです。 具体的には、対馬の海に流れ着いた海洋プラスチックを、美しく実用的な伝統工芸品である包丁に生まれ変わらせています。
対馬について
対馬は九州の長崎県にある島で、日本・韓国・中国に囲まれています。海や山などの自然に恵まれ、その美しい景観は多くの人々を魅了しています。また、対馬はゲーム「GHOST OF TSUSHIMA」で注目を集めました。このゲームは対馬の歴史と文化を描き、多くのゲームファンを魅了しています。
対馬の現状
美しい海の裏側
ペットボトルキャップ
サンダル
タンク
マネキン
日本一海洋プラスチックごみの多い島、対馬
3,000 トン
対馬に毎年流れつく海洋プラスチック量
80%
台風によってアジア中のごみが対馬に流れつきます
将来、美味しいお魚が食べれなくなるかもしれない
海洋ごみは環境汚染など様々な問題を引き起こし、現在でもごみは増え続け、美しい海は失われつつあります。
MUSASHI JAPANは、企業規模での変化も必要だと考えています。
ビーチクリーンの手順
ステップ1|
ごみ拾い

ステップ2|
ごみの運搬

ステップ3|
ごみの色分けと粉砕


末永 通尚
一般社団法人 対馬CAPPA 理事
私たちの主な活動は、対馬の海岸と海を守るべく、海洋ごみ問題の解決へ向けた啓蒙と保全活動です。 特に、ビーチクリーンというボランティア活動を優先的に取り組んでいます。しかし、せっかく海岸を綺麗に清掃しても、ごみが再び流れつき、取り返しがつかない状況になっています。

前田 剛
対馬市SDGs推進課 係長
現在、年間約2億8000万円を投入し廃棄物の収集・処理を行っていますが、年間2~3万㎥ある収集量は、8000㎥程度にしか削減できていません。私には、9歳と6歳の子供がいますが、私が幼少期に経験したような美しい海で無邪気に遊ぶことはできません。子供達には海で遊ばせていますが、大量のごみやプラスチックの中でしか遊べません。
海洋ごみを色とりどりの美しい包丁へ生まれ変わらせる
MUSASHI JAPANで取り組む、対馬の海洋包丁づくりは小さな取り組みかもしれませんが、継続することで、より多くの人々が関心を持ち、これから先の未来でも、美しい地球に住み続けることができると信じています。

新製品
対馬海洋包丁
海洋包丁の柄に使われている海洋プラスチック素材は、軽量かつ快適です。MUSASHI JAPANは、新たに第2世代の海洋包丁を製作しました。柄の端にNFCチップを埋め込み、このチップを携帯電話で読み込むと、当社のWebサイトへのリンクが開き、海洋包丁の詳細情報や対馬の海洋ごみに対する当社の取り組みをご覧いただけます。
今すぐ見つけるMUSASHI JAPANの海洋包丁は成長し続けています
MUSASHI JAPANの海洋包丁は、対馬に流れ着いた海洋プラスチックを柄として再利用しています。当社は、破棄された海洋プラスチックと対馬海岸の浄化に貢献し、次世代に美しい世界を残すために最善を尽くしたいと考えています。万が一、ご注文した包丁に不具合があった場合は、送料のみご負担いただきますが、新しい包丁と交換させていただきます。 また、海洋包丁の売上の一部を、対馬プロジェクトに寄付させていただきます。